五色ケ原トレッキングコース 豪雨で不通、寄付募る

2020年09月12日 09:42

トレッキングコースで復旧作業を行う案内人ら=高山市丹生川町久手、五色ケ原の森

トレッキングコースで復旧作業を行う案内人ら=高山市丹生川町久手、五色ケ原の森

 岐阜県高山市丹生川町久手の五色ケ原の森案内人の会は、7月豪雨で利用できなくなった五色ケ原の森トレッキングコースの整備支援を呼び掛けるクラウドファンディングを実施している。

 五色ケ原の森は、乗鞍岳の標高約1300~1900メートルに位置する広大な森林帯で、東京ドーム600個分以上の広さがある。同市の条例に基づき、ガイドの同伴が義務付けられており、同会が指定管理を受けている。滝巡り、幻想的な池とこけむした湿原めぐり、原生林をめぐるコースなど、多種多様な森の手つかずの様相を今に残す、日本屈指の貴重なトレッキングコース。今回の豪雨で全6コースのうちメインとなるロング2コースが、登山道の消失や水没、倒木などで休業や一部のみの開業を余儀なくされている。

 支援金は倒木を伐採するためのチェーンソーや橋を修復するための栗板、ロープ、釘や金具、修復材の調達などに活用する。目標額は50万円で、約7割の支援が集まっているが、目標額に満たない場合でも計画を実行し、支援者には額に応じて手拭い、Tシャツ、マグカップなどのオリジナルグッズやツアーペアチケットなどが贈られる。

 五色ケ原の森案内センターは「未来の子どもたちに語り継いでいきたい宝の森。温かい支援をお願いしたい」と呼び掛ける。問い合わせは同センター、電話0577(79)2280。


カテゴリ: 社会