地元で輝く女性を発信 「多治美人」プロら7人連携

2020年09月16日 09:40

  • 多治美人プロジェクトのメンバー。前列中央が山下真美子さん=多治見市音羽町、虎渓用水広場 
  • 変身前(左)とロックテイスト風に変身した尾関学美さん(右) 

 岐阜県多治見市の女性を美しく変身させ、その人の活動をウェブサイト上で紹介する「多治美人(たじびじん)プロジェクト」。市内の40代女性を中心につくるプロジェクトメンバーが取材から掲載までを行い、輝く女性の発掘や魅力発信に努めている。

 「多治見」と「美人」を組み合わせた造語「多治美人」と銘打ったプロジェクトを立ち上げたのは、同市西坂町のエステサロンオーナーの山下真美子さん(47)。「地域で頑張る女性を応援したい」と市のまちづくり活動補助事業に応募し、交付金を受けて2019年4月から活動を始めた。

 自宅でエステサロン「POLAエステイン紗(さ)ら」を構える山下さんはプロジェクトを統括するとともに、ライターとして記事作成を担当。接客業で培った会話術を生かし、人物に迫まった取材を心掛けている。

 全メンバーは7人。女性の美に長年携わってきたプロフェッショナルがヘアメークやネイルの技術を駆使して変身させる。写真の撮影場所は本人のお気に入りスポットで、人物だけでなく、多治見の魅力発信にもつなげる狙いがあるという。

 これまでに紹介した女性は19人。年齢は20代から70代と幅広く、職業も陶芸家や消防士と多岐にわたる。「美人とは容姿そのものではなく、その人の持つ思いがすてきかどうか。率直に面白いと感じた人を取り上げてきた」と山下さんは話す。

 子どもたちの放課後の居場所づくりに取り組む主婦の尾関学美さん(33)=同市本町=はロックテイストに変身した。子育てを優先して化粧は無造作になりがちという尾関さんだが、変身後の姿に「こんなに変わるとは」と驚きを隠さない。取材を受けたことで「自分自身の原点を振り返ることができた」と話す。

 山下さんは今後、「多治美人同士の交流会などを企画し、活動の幅を広げていければ」と目標を語る。


カテゴリ: くらし・文化