薬草列車、山の幸お届け 樽見鉄道、4カ月遅れ運行開始

2020年09月20日 09:24

  • 列車に揺られながら薬草弁当を味わう乗客ら 
  • 新型コロナウイルス感染防止のため、乗車前に検温する乗客ら=大垣市、樽見鉄道大垣駅 
  • ヨモギやフキの天ぷらなどが入った薬草弁当 

 新型コロナウイルス感染症の影響で休止していた樽見鉄道(岐阜県本巣市曽井中島)の「薬草列車」の今季運行が18日、当初予定より約4カ月遅れて始まった。感染防止対策を講じた車内で、乗客が薬草弁当を味わいながら、沿線の景色を楽しんだ。

 同社の人気企画で、定期列車に連結した専用車両に乗り、約1時間10分かけて大垣から樽見駅を目指す。今季は感染防止のため、定員を30人から16人に減らして席の間隔を空けるとともに、乗車時の検温、飛沫(ひまつ)防止用アクリル板の設置など対策を講じている。

 車内では、乗客がヨモギやフキ、ドクダミといった天ぷらのほか、茶そばや菜飯などの薬草弁当、イチョウの葉のお茶などを堪能。瑞穂市の主婦(72)は「弁当はおいしいし、体にも良さそう」と笑顔を見せた。

 11月末まで原則週2日運行。今季の料金は1人3千円で、県の補助金を活用して例年より2千円安い。弁当や1日フリー乗車券、うすずみ温泉の入湯券などがセットになっている。

 問い合わせは同社企画営業課、電話0581(34)8039。


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