4連休、登山計画余裕持って 新穂高で啓発

2020年09月20日 08:32

中高年の登山者を中心に無理のない登山を呼び掛ける県警山岳警備隊員ら=高山市奥飛騨温泉郷神坂、新穂高登山指導センター

中高年の登山者を中心に無理のない登山を呼び掛ける県警山岳警備隊員ら=高山市奥飛騨温泉郷神坂、新穂高登山指導センター

 4連休初日の19日、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の新穂高登山指導センターでは、県警山岳警備隊が北アルプスの登山客に安全啓発活動をした。近年、60代以上の登山者の遭難が多く、中高年らに体力に見合った無理のない登山を呼び掛けた。

 県警は紅葉が楽しめる秋山シーズンに合わせ10月5日までの18日間、北アルプス秋山警備活動を実施。週末を中心に穂高岳山荘に山岳警備隊員3人が常駐するほか、山岳パトロール、同センターでの登山指導などを行う。新型コロナウイルスの影響で今夏は登山客が少なく、反動で秋山登山が増える可能性を想定。通常の飛騨方面隊に加え、能郷白山方面隊、恵那山方面隊からも応援に入り、延べ54人体制で警戒に当たる。

 この日は200近い登山届が提出されたという。啓発活動で隊員ら5人が「『若いころ登ったことがある』は危険」「余裕のある登山計画で早めの到着を」と注意喚起するチラシや昨年の山岳事故の発生地点を示したマップを配った。

 県警地域課によると、北アルプス以外の低山も含む県内の山岳遭難者のうち、60代以上が占める割合がここ5年ほどで増加。毎年約半数を占め、今年も8月末時点で39人中19人と高い水準。


カテゴリ: 社会