入場緩和、県内慎重  FC岐阜は観客今季最多

2020年09月20日 07:49

FC岐阜×長野の観戦に詰め掛けたサポーター。FC岐阜は入場制限を緩和していないが、今季最多の3127人が詰め掛けた=19日午後6時57分、岐阜市長良福光、長良川競技場

FC岐阜×長野の観戦に詰め掛けたサポーター。FC岐阜は入場制限を緩和していないが、今季最多の3127人が詰め掛けた=19日午後6時57分、岐阜市長良福光、長良川競技場

 政府は19日、新型コロナウイルス感染拡大防止のためのイベント入場制限を大幅緩和した。映画館や演芸場などは満席も可能となり、5千人の上限があったJリーグやプロ野球は収容人数の50%まで容認された。岐阜県内では制限緩和に慎重な姿勢が目立つが、サッカーJ3・FC岐阜の試合会場にはコロナ対策を取りつつ、観戦を楽しむ多くのサポーターの姿が見られた。

 岐阜市長良福光の長良川競技場で開催されたFC岐阜-AC長野パルセイロ戦には、今季最多の3127人が来場した。クラブは、これまで通り約4千人を上限に1メートルの間隔を空けて席を配置する措置を継続し、検温などの対策に一層力を入れる。今後の制限緩和については県と協議して判断していくという。

 岐阜市の団体職員(42)は今シーズン2試合目の観戦といい「まだ心配な部分もあるが、楽しみも必要。もっとチームを後押ししたい」と入場制限緩和を喜ぶとともに、「もともとはゴール裏席で応援していたが、子どもを連れているので、すいている席を選ぶなど自分たちで気をつけたい」と細心の注意を払う。

 全国の一部のシネコンやミニシアターは全席販売を再開した一方で、県内の映画館の多くは定員50%以下を続ける。岐阜市のシネックスと関市のシネックスマーゴを経営する岐阜土地興業の大野信浩総支配人は「感染状況が読めない中、もうしばらく様子を見たい。消毒液設置やマスク着用のお願い、座席を一つ空けるといったコロナ対策を変わらず取る」と説明する。

 全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)は「全席販売は食事を伴わない場合に限る」と各劇場に通達しており、定員50%以下を継続する大垣コロナシネマワールドの担当者は「利用者にはファミリー層が多く、食事販売は続けたい」と話した。


カテゴリ: FC岐阜 くらし・文化 新型コロナウイルス 社会