誰もが宇宙行く時代に 空宙博で山崎直子さん講演

2020年09月28日 08:37

国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の模型前で説明する山崎直子さん=各務原市下切町、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の模型前で説明する山崎直子さん=各務原市下切町、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

 宇宙飛行士の山崎直子さんが27日、アンバサダーを務める岐阜県各務原市下切町の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(愛称・空宙博(そらはく))で講演した。「国際宇宙ステーションの仕事とその先へ」と題して自身の宇宙での経験を語り、約250人の参加者が聞き入った。

 12月に小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に帰還するのを見据えて県と市などが招いた。山崎さんは2010年に国際宇宙ステーション(ISS)に15日間の滞在を経験した。宇宙へは約8分30秒で到着するといい、この日は「宇宙は高さ100キロ以上の地点を指す。そこから先は重力がなくなる」と打ち上げ当日の映像を紹介しながら分かりやすく解説した。

 現在、宇宙へ行った人は世界で約600人だが、数十年後には何百万もの人が宇宙へ行ける時代が来るとし、「日本からも誰もが宇宙へ行くことができるような取り組みを今、考えている」と述べた。同館に展示されているISSの日本の実験棟「きぼう」の模型の前で構造を説明し、子どもの質問にも答えた。

 山崎さんに憧れ宇宙飛行士を志す女子中学生(14)は「夢や希望を与えられる宇宙飛行士になりたい」と笑顔で話した。


カテゴリ: くらし・文化 科学