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勤務初日に初手柄 作業着にキウイ37個、泥棒検挙



同期生のうち最速の初手柄を挙げた恵那署の山口大智巡査=同署
同期生のうち最速の初手柄を挙げた恵那署の山口大智巡査=同署

 岐阜県警恵那署に9月配属された地域課の山口大智巡査(23)=可児市出身=が、キウイフルーツ泥棒を検挙する初手柄を挙げた。署内での1週間の研修を経て臨んだ勤務初日の9月30日。署によると、今春採用の県警察学校443期生で最速の初手柄という。

 同日午後、恵那市内の民家から「畑のキウイを盗んでいる男がいる」と同署へ通報があり、山口巡査は機動警ら係の牧瀬智之巡査部長(40)らと3人で現場へ急行。通報者の言う人相に似た男を見つけた。作業着の中に37個のキウイを隠し持っていた男は、職務質問に犯行を自供。山口巡査は、自供内容を補強する質問で活躍したという。

 山口巡査は、4月1日に県警の警察官を拝命し、警察学校での初任科を経て9月24日に恵那署へ配属された。地域課所属で駅前交番の勤務。小学校から野球一筋のスポーツマンで、東日本大震災で住民の避難に奔走した警察官のニュースに触れ、職を志した。「市民に寄り添い、笑顔を守る警察官になりたい」と理想を語る。

 本人や署幹部によると、体力と気力、明るさが持ち味という。長尾昌典署長は「今後、前を向いて警察官の仕事ができる支えとなる経験。頑張りを期待している」と活躍を喜んだ。

カテゴリ: 事件・事故 社会