郡上市、道の駅ホテル開業 食事は地元店利用 

2020年10月10日 09:41

  • 9日に開業したフェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上=郡上市大和町剣 
  • テープカットで開業を祝う関係者=郡上市大和町剣、フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上
 

 積水ハウスと米ホテル大手マリオット・インターナショナルが全国展開を進める、道の駅に併設する宿泊特化型のホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」の「岐阜郡上」が9日、岐阜県郡上市大和町剣に開業した。県内では現時点で4市で展開する計画で、今月開業した美濃加茂、美濃市に続く3軒目。

 両社はホテルの展開を通じて地方活性化を目指す。道の駅を拠点に隠れた観光スポットを巡るほか、入浴施設やレストランをホテル内に設けないことで地域の店舗を訪れてもらい、地元の文化や住民との触れ合いを提案する。

 3階建て延べ3100平方メートルで、客室は87室。隣接する道の駅「古今伝授の里やまと」には、無料の足湯や源泉掛け流しの陶器風呂のほか、鮎の塩焼きや鶏ちゃんといった郷土料理が味わえる飲食店がそろう。

 宿泊料金は2人部屋で1泊税込み1万円程度から。予約者限定で、道の駅内レストランの料理長が監修した弁当箱型の朝食「朝食ボックス」も提供する。茶葉やハムなど地元の食材をふんだんに取り入れた。

 ホテル前で開業式典があり、積水ハウスの石井徹専務は「道の駅とホテルを、郡上の知られざる魅力を楽しんでもらう拠点にしていきたい」とあいさつ。日置敏明市長は「全市を挙げて温かいおもてなしをしたい」と祝った。

 2025年には25道府県で約3千室規模に広げる計画。県内では高山市荘川町に来夏の開業を予定している。


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