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軽度要介護者に日帰り旅行提案 昼食後、スーパーにも立ち寄り



 シニア世代向けの少人数旅行を専門に手掛ける旅行業のせんがプランニング(岐阜市美園町、花川和久社長)は、介護の必要性が比較的低い軽度者向けの日帰り旅行商品の販売に乗り出す。新型コロナウイルスの影響で、介護が必要な人は外出を控える傾向があり、昼食とスーパーの立ち寄りプランを組み合わせることで日用品の買い物需要にも応える。観光支援事業「Go To トラベル」の助成金を使うことで、料金の割安感を高めて需要を掘り起こす。

 旅行商品は、岐阜グランドホテル(岐阜市長良)か神明温泉すぎ嶋(関市板取)で昼食をとる2コース。岐阜グランドホテルはフレンチ料理、すぎ嶋は会席料理を提供する。途中でスーパーに立ち寄る時間を設ける。対象は要支援~要介護1程度の人で、新型コロナの感染対策として両コースとも定員を4人に限定する。移動には貸し切りタクシーを使い、自宅まで送迎する。価格は1人9800円(税込み)。旅先の買い物、飲食に使える地域共通クーポン2千円分が付く。すぎ嶋のコースは、オプション(自己負担)で温泉入浴も可能。

 旅行業界では、「Go To トラベル」の効果で観光地ににぎわいが戻る一方、移動手段の限られる車いすや介護が必要な人は制度の恩恵を受けにくいケースが多い。花川社長は「幅広い人に恩恵を受けてほしい」と話している。

カテゴリ: おでかけ 社会 経済