せせらぎ街道、秋色に染まる
岐阜県郡上市八幡町と高山市清見町を結ぶ「飛騨美濃せせらぎ街道」で、紅葉が見頃を迎えている。
ブナやミズナラの林を通るせせらぎ街道は、国道と県道合わせ全長64キロ。高低差が約500メートルあることから、紅葉が里に下りるまで長く楽しむことができる。
見頃を迎えたのは最高点の西ウレ峠(標高1113メートル)付近で、南側のこもれび広場ではカエデやブナが赤や黄色に染まり、訪れる行楽客を楽しませている。
「ここ数日の冷え込みで、急に色づいた。週末にはさらに紅葉が広がるのでは」とひだ清見観光協会の小坂井久美子さん(45)。27日現在、道の駅「パスカル清見」や大倉滝入り口がそれぞれ八分。標高の低い所は、11月半ばごろまで楽しめるという。