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冬場へ「コロナ警戒継続を」古田知事メッセージ



 古田肇岐阜県知事は29日、新型コロナウイルス感染への警戒を継続するよう県民に呼び掛ける新たな「知事メッセージ」を発表した。県内では小康状態が続いているものの、都市部では多数の感染者が確認されていることや、忘年会など飲食の場が増える年末年始などを念頭に、感染症対策を緩みなく取り組むよう求めた。

 メッセージは▽大人数での酒類を伴う飲食など高感染リスクの場を回避▽体調が悪い場合は会食や外出、出勤などをやめる▽マスクの着用など基本的な感染症対策の徹底▽感染者や医療従事者への誹謗(ひぼう)中傷を許さない環境づくり―の4項目。職場などで対策の担当者「コロナガード(仮称)」を選任することも求めた。

 古田知事はこの日、市町村長や業界団体の代表らが出席し県庁で開いた本部員会議で「コロナ対策は総力戦かつ長期戦。オール岐阜で粘り強く取り組みたい」と協力を呼び掛けた。また、記者会見では「自分を守ると同時に、家族や仲間も守る意識を持ってほしい」と訴えた。

 県内では、県独自の非常事態宣言を解除した9月1日以降、クラスター(感染者集団)が5件、感染者は28日までに114人が確認されている。クラスターはいずれも飲食の場が中心となっているほか、感染者の約半数は家庭内感染が原因となっている。

 古田知事は「小康状態ではあるが、これから冬場に向かう中で県の現状をまとめ(メッセージを)発表した」と説明。併せて具体的な対策や事業を示した「コロナ社会を生き抜く県民運動」なども発表した。

カテゴリ: 政治・行政 新型コロナウイルス