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高山線出発100年 岐阜-各務ケ原間



  • 1952(昭和27)年に撮影された旧国鉄岐阜駅前 
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  • 高山線の岐阜-各務ケ原間の開業100周年を伝えるポスターなどを掲げた中央改札口前=岐阜市橋本町、JR岐阜駅 

 岐阜県内を縦断するJR高山線(岐阜-富山)で、最初に開業した岐阜-各務ケ原(かがみがはら)間(13・2キロ)は1日、1920(大正9)年の開業から100年になる。当時から駅のあった岐阜、長森、那加、各務ケ原の各駅では記念ポスターを掲げるなどして、この1世紀の感謝の思いを伝えている。

 高山線は、名古屋から飛騨経由で金沢に向かう鉄道が必要だとして敷設が決定。岐阜駅と富山駅を起点にそれぞれ北と南に向かって建設が進められた。

 最初に開業したのが20年の岐阜-各務ケ原間で、長森、那加、各務ケ原の3駅が開設された(蘇原駅は42年開設)。21年に各務ケ原-美濃太田間が開業した後、33年までに美濃太田-飛騨小坂間、富山-坂上間が開業し、34年に全線開通した。87年の国鉄民営化以降は岐阜-猪谷間がJR東海、猪谷-富山間がJR西日本の管轄になっている。

 100年に合わせ、JR東海は記念ポスターを岐阜、長森、那加、各務ケ原の4駅に掲示。岐阜駅の駅員が手描きした温かみのあるデザインで、駅員の一人、日浦未南さん(21)は「線路を途切れることなく描くことで、100周年以降も進化し続けていくという意味を込めた」と話す。

 岐阜駅では、中央改札口前の壁に記念ポスターや当時の写真などを掲示。開業当時の岐阜-各務ケ原間の所要時間や運賃なども紹介しており、駅利用者が立ち止まって眺めている。

 秋の行楽シーズンを迎える中、岐阜駅の駅員は、岐阜-各務ケ原間の沿線の魅力として、岐阜-那加間の田園風景や、那加-蘇原間のイチョウ並木などを薦めている。那加、蘇原駅では航空自衛隊岐阜基地(各務原市)から飛び立つ航空機も見えるといい、途中下車の旅を楽しんでほしいとアピールしている。

カテゴリ: くらし・文化 写真ニュース 社会