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高齢者福祉施設でクラスター発生 岐阜県で10人感染



 岐阜県は11日、新たに県内4市町などで計10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。加茂郡八百津町では、高齢者福祉施設の利用者3人、職員3人の陽性が判明し、県はクラスター(感染者集団)だと確認した。高齢者福祉施設の利用者を含むクラスター確認は県内では初めて。11月のクラスター発生は3件目となる。感染者数は累計765人となった。

 県によると、利用者3人は70、80代の男女で、いずれも小規模多機能型居宅介護施設の個室に入所していた。8日から発熱などの症状があり、10日に陽性と判明した。重症ではない。

 利用者3人の陽性判明に伴い、職員らの検査を実施し、愛知県在住者を含む40、50代の男女3人の感染が確認された。いずれも無症状。職員34人と、併設の特別養護老人ホームの利用者26人は陰性だった。

 八百津町の高齢者福祉施設「夢眠(むうみん)」は利用者らの感染をホームページで公表し、24日までの通所利用の休止などを発表した。県によると、通所の6人、職員1人の検査を予定している。

 この他、各務原市の30代、50代の男性、不破郡垂井町の20代男性、美濃加茂市の20代女性の陽性が判明した。愛知県の検査で判明した中津川市の50代男性は、岐阜県内の医療機関に入院した。

 一方、県とサッカーJ3・FC岐阜は11日、10日に陽性と判明した男性が、岐阜市の長良川競技場で8日に行われたカターレ富山との試合をホーム側ゴール裏自由席「Jゾーン」で観戦していたと発表した。県などは、体調が悪化した場合は最寄りの保健所に相談するよう呼び掛けている。チームの活動に影響はない。

 11日発表の退院者は10人だった。また県は、主に食事会で感染が広がった関市や美濃市などの計18人のクラスターの終息を確認した。

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会