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「神岡町に誇りと希望ありがとう」 飛騨市に小柴さんの弔問記帳台



多くの地域住民が小柴昌俊さんをしのんだ記帳台=14日午後3時50分、飛騨市神岡町夕陽ケ丘、道の駅スカイドーム神岡
多くの地域住民が小柴昌俊さんをしのんだ記帳台=14日午後3時50分、飛騨市神岡町夕陽ケ丘、道の駅スカイドーム神岡

 岐阜県飛騨市神岡町の神岡鉱山地下で素粒子ニュートリノを初めて観測し、2002年にノーベル物理学賞を受賞した東京大特別栄誉教授の小柴昌俊さんの訃報から一夜明けた14日、道の駅スカイドーム神岡(同町夕陽ケ丘)などに設けられた弔問記帳台には、多くの市民らが訪れて小柴さんの偉業をしのんだ。

 受賞当時の旧神岡町長で合併後の初代飛騨市長の船坂勝美さん(79)=同町柏原=は、遺影に手を合わせ「神岡の名を取り、装置に『カミオカンデ』と名付けてくれたことは町に誇りと希望をもたらした。はるか後世までつながる研究のレールを敷いた偉大な方。心の中で感謝を伝えた」と話した。

 鉱山地下の研究施設の見学ツアーに参加したことがあるという同市古川町栄の女性(69)は「地元でこんなに大きな研究が動いているのか、と驚いた。小柴さんは飛騨市を世界に広げてくれた」と話し、声を詰まらせた。同町弐之町の男性(83)も「感謝の気持ちでいっぱい。安らかに休んでほしい」と悼んだ。

 記帳台は市図書館(同市古川町本町)と市神岡振興事務所(同市神岡町東町)にも設置中。20日まで。

カテゴリ: 社会