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彼女が欲しいから作りました「お散歩彼女」人肌再現した手型ロボ



 岐阜大工学部の学生が作った手だけのロボット「お散歩彼女」が注目を集めている。一人でも誰かと手を握って散歩している気分になれるというもので、男子学生の「彼女が欲しい」との思いが生み出した。ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保が求められる新型コロナウイルスの時代にぬくもりを与えてくれるアイデアだと、会員制交流サイト(SNS)などで話題だ。

 「お散歩彼女」は肘にバンドで取り付け、指を絡め合わせる、いわゆる「恋人つなぎ」でロボットの手を握る。手の部分にはヒーターが組み込まれており、人肌のぬくもりを再現。握り返してきたり、速く歩きすぎると手を引っ張ったりする機能もある。

 同部電気電子・情報工学科4年生4人のチームで今夏製作した。メンバーの虫鹿剛瑠さんが「彼女がいない。女の子と手をつなぎたい」と発案。同じくメンバーの三木萌花さんの左手の型を取り、樹脂で手のパーツを作った。出品したコンテストで入賞は逃したが、海外でもSNSで発信されている。

 一部の打ち合わせもインターネット上で行うなど、新型コロナは製作に影響を与えたという。三木さんは「人との触れ合いが希薄になっているからこそ、ぬくもりを与えてくれる機械が注目されたと思う」と話す。虫鹿さんは製作期間中に彼女ができたといい、「やはり本当の人間の方がいいです」と話していた。

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