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古田氏が出馬正式表明 岐阜県知事選、55年ぶり保守分裂選挙へ



 古田肇岐阜県知事(73)は20日、任期満了(来年2月5日)に伴う県知事選(同1月7日告示、同24日投開票)に5選を目指して無所属で立候補する、と正式に表明した。記者会見で「新型コロナウイルスから県民の命を守るという一点を最大の課題として、引き続き取り組んでいきたい」と決意を語った。

 知事選を巡っては、自民党県連の国会議員と県議で支持が割れており、55年ぶりの保守分裂選挙となる公算が高まっている。国会議員の大半は古田氏を支持する一方、県議の多くは元県商工労働部長の内閣府大臣官房審議官、江崎禎英(よしひで)氏(55)を支持している。

 古田氏は20日朝、県連に推薦願を提出した。「県政自民クラブとは二人三脚で取り組んできた。(クラブの)議論を見守りたい」としたが、「仮に推薦を得られなかった場合は」との質問には「不退転の決意。県民に真っすぐに決意を訴え、選挙に向かって進んでいきたい」と述べた。

 新型コロナ対策に加え、豚熱(ぶたねつ)(CSF)対策や災害復旧など危機管理分野での取り組みを挙げ、「関係者や、献身的な県職員とオール岐阜で乗り越えてきた。(新型コロナは)まだまだ途中で、手を抜くわけにはいかず、県民の命を守るという点が決意の基本、原点にある」と述べた。

 古田氏は岐阜市出身。岐阜高、東大法学部を卒業後、1971年通商産業省(現経済産業省)入省。首相秘書官や外務省経済協力局長などを務め、2005年の知事選で初当選し、現在4期目。5期目となると、公選知事では県政史上初となる。

 知事選には、元県職員で新人の新田雄司氏(36)も無所属での立候補を表明している。

カテゴリ: 動画 政治・行政 知事選