金の破魔矢に願いコロナ撃破 金神社で制作
新年に初詣客が買い求める縁起物の破魔矢作りが3日、岐阜市金町の金神社で行われた。例年よりも早い10日から授与が始まる。
今年は、長さ60センチの破魔矢、90センチのかぶら矢計1800本を用意。いずれも金神社らしく金色に塗られている。
この日は、神職やみこ、敬神婦人会の女性ら16人が、来年のえとのうしが描かれた絵馬や張り子、お守り、鈴などを矢に飾り付けた。
神職の若森正哉さん(34)は「コロナ禍で人々の間にできた壁を破魔矢で打ち抜いてもらい、うしのように一歩一歩確実に前進できる輝かしい新年を迎えてほしい」と話した。