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日本最古の戸籍「半布里」 ゆかりの富加町、グッズでPR



半布里戸籍をデザインした手作りマスクや手提げ袋など歴史PRグッズを披露する関係者=美濃加茂市古井町、県可茂総合庁舎
半布里戸籍をデザインした手作りマスクや手提げ袋など歴史PRグッズを披露する関係者=美濃加茂市古井町、県可茂総合庁舎

 岐阜県富加町の半布里(はにゅうり)文化遺産活用協議会は、現存する日本最古の戸籍「半布里戸籍」をデザインしたタオル地のマスクや手提げ袋などの歴史PRグッズを新たに7品作製した。町内の山城や古墳を巡った記念として「御城(ごじょう)印」や「御墳(ごふん)印」も作ったところ、既に協力金を出して100枚近く求められ、話題を集めている。

 グッズは、地域の歴史や文化を発信しようと作り、1口500円の協力金に賛同した人へ、返礼品としてプレゼントしている。

 半布里戸籍は大宝2(702)年の戸籍で、現存する戸籍としては日本最古。現物は奈良県の正倉院に保管されている。半布里は当時の地名で、現在の同町から美濃加茂市加茂野町や蜂屋町を指すと考えられ、富加町役場周辺には羽生という地名が残る。

 3年前に返礼品として作った半布里戸籍を図柄にしたタオルを生かし、マスクとケース、手提げ袋、クッションを手作りした。戦国武将織田信長の東美濃攻略ゆかりの山城・加治田城の絵を掲載したマスクケースや、加治田城、堂洞城の御城印、夕田茶臼山古墳(県史跡)の御墳印も作った。御城印と御墳印の協力金は1口300円。

 高垣浩規会長と富加町文化財専門官の島田崇正さんは「富加の歴史を知るきっかけになれば」と話す。問い合わせは同町郷土資料館、電話0574(54)1443。

カテゴリ: くらし・文化