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年越し伝統食「煮いか」鍋いっぱい 刺し身と違う甘み魅力



年越しを前に、大鍋でゆで上げられる「煮いか」=30日午前9時51分、高山市丹生川町町方、遠州水産
年越しを前に、大鍋でゆで上げられる「煮いか」=30日午前9時51分、高山市丹生川町町方、遠州水産

 岐阜県飛騨地方の年越しの祝いの食事「年取り」に並ぶ伝統食「煮いか」の今年最後の製造が30日、高山市丹生川町町方の水産加工業「遠州水産」であった。

 塩ぶりの陰に隠れた存在ながら、手頃な値段から山間地でも広く用いられた年取り魚。肉厚な大型のものが好まれ、主にしょうがじょうゆで食べられる。

 約40年前から煮いかを手掛ける遠州水産は今月25日以降、高山市内のスーパー向けに兵庫や石川県産のスルメイカ7千匹をゆで上げた。内山昌男専務(45)は「シンプルな味だけれど刺し身と違う甘みが魅力。これをいっぱい作ると一年が終わったと感じる」と話した。

カテゴリ: グルメ 写真ニュース