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太陽の上に逆さ虹 環天頂アークなど複数の気象光学現象を撮影、岐阜市で15年ぶり



太陽の周りにできた珍しい複数の気象光学現象。上に見える虹が環天頂アーク=11日午後2時38分、岐阜市柳戸(川上紳一教授提供)
太陽の周りにできた珍しい複数の気象光学現象。上に見える虹が環天頂アーク=11日午後2時38分、岐阜市柳戸(川上紳一教授提供)

 太陽上方の離れた空に逆さの虹のような光の帯が現れる環天頂アークなど、複数の気象光学現象が11日午後、岐阜市内で観測された。岐阜聖徳学園大の川上紳一教授(地球惑星科学)が撮影に成功した。

 環天頂アークは太陽光の屈折により見られる現象。そのほか、大気中の氷の層に太陽光が反射して発生する幻日(げんじつ)や、暈(かさ)、上部タンジェントアークが次々と観測された。川上教授によると、複数の光学現象を同時に確認したのは、2006年以来という。気温が低い、風が比較的吹いていない、薄曇がかかっているなど、観測されやすい気象条件がそろっていたという。

 この日午後2時ごろ、川上さんは幻日を見つけ、写真を撮ろうと場所を探していたところ、別の光学現象が次々と現れた。川上教授は「珍しい現象なので、興奮した」と声を弾ませた。

カテゴリ: 社会 科学