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世界遺産ドカっと雪下ろし 白川郷合掌集落



合掌造り家屋の雪下ろしをする茅葺き職人=白川村荻町
合掌造り家屋の雪下ろしをする茅葺き職人=白川村荻町

 大雪に見舞われている岐阜県大野郡白川村荻町の世界遺産「白川郷合掌造り集落」で13日、地元の茅葺(かやぶ)き職人が屋根の雪下ろし作業に取り組んだ。大規模な雪下ろしは今季2度目。

 合掌造り家屋の屋根には雪止めがなく、積雪後に気温が高くなると雪が滑り落ちる恐れがある。多くの住民がそれぞれの家屋の雪下ろしをしているが、高齢者だけの世帯や公共の休憩所などでは、村から依頼を受けた茅葺き職人が行っている。

 村では今季、最大245センチの積雪を記録。3人の茅葺き職人は8棟の屋根に登り、スノーダンプやスコップを使って1・5メートル以上積もった雪を次々と地面に落とし、小型ショベルカーで運び出していった。

 茅葺き職人の一人、黒木雄太さん(36)は「今年はドカっと降った。合掌造りを守っていくには若い人も雪下ろしに参加してほしい」と話した。

カテゴリ: くらし・文化 写真ニュース 社会