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岐阜県内89人感染1人死亡 県庁などで新たなクラスター5件



 岐阜県と岐阜市は16日、県内27市町などで89人の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表した。感染者数は累計3454人。また、入院していた本巣郡北方町の90代男性が死亡し、県内の死者は計54人となった。死者は5日連続で報告され、今月に入って計20人と、昨年12月1カ月間と同数に。重症者も1人増え18人と、2日ぶりに過去最多に並んだ。新たなクラスター(感染者集団)は5件認定されるなど感染拡大が続く中、医療機関にかかる負荷は高い状況が続いている。

 県独自の非常事態宣言発出後の1週間(10~16日)でみた1日当たりの新規感染者数は平均68・9人。県は来月7日の緊急事態宣言期間明けの目標に「50人以下」を掲げており、古田肇知事は会見で「高止まり」と厳しい表情で分析した。

 入院患者数は15日時点で393人。圏域ごとの新型コロナ病床の使用率は中濃が100%、岐阜78・6%、東濃56・7%、西濃33・0%、飛騨30・1%。

 新たなクラスターは、県庁舎内にある監査委員事務局の職員2人と美濃加茂市の可茂県事務所で働く職員1人、家族の計5人が感染したほか、岐阜市のデイサービスも行う有料老人ホームで入居者と職員計7人の陽性が判明し、郡上市と不破郡関ケ原町でそれぞれ職場の同僚ら各5人が感染するなどした。

 規模が拡大したクラスターは5件。高山市の高山西高校の関連では、既に陽性が判明していた運動部員と同じ部の生徒13人と部員の家族1人の感染が分かり、計33人となった。陽性となった生徒の約3分の2が寮で生活をしているという。美濃加茂市の職場で感染が広がっているケースでは、同僚ら6人増えて計11人。

 また、新たに70代の患者が人工呼吸器を装着した。

 新規感染者の年代は、1歳未満と10歳未満が各1人、10代22人、20代9人、30代7人、40代15人、50代12人、60代9人、70代7人、80代5人、90代1人。

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会