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岐阜県内42人感染1人死亡 入院最多412人「大変厳しい状況」



 岐阜県と岐阜市は23日、県内11市町などで42人の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表した。感染者数は累計3814人。入院患者数(22日時点)は前日より1人増えて412人と、2日連続で過去最多を更新した。入院していた岐阜市の80代男性の死亡が確認され、県内での死者は計63人となった。死者の報告は5日連続となる。

 入院患者数が高止まりしている現状について、県健康福祉部の堀裕行次長は高齢者や基礎疾患のある人の感染が増えていると指摘。「一度入院するとなかなか退院に結び付かない。新たな感染者が一時期より減ってきている割に医療体制への負荷は減っておらず、大変厳しい状況が続いている」と憂慮した。

 人工呼吸器を使用する重症患者は、前日から1人減って14人。60代と70代の患者3人が回復したが、50代と60代の患者2人が新たに人工呼吸器を装着した。また、新たに60代の患者1人が人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を付け、重篤者は2人となった。

 新たにクラスター(感染者集団)認定されたのは2件。美濃市のデイサービスセンターでは、利用者と家族の計5人の陽性が判明している。ほかに郡上市と美濃市、関市の3家族計6人はそれぞれ自宅での会食を通じて感染が広がった。

 規模が拡大したクラスターは6件。多治見市にある接待を伴う二つの飲食店と一つの飲食店で感染が広がっている事例では、客ら2人の感染が分かり計34人に。岐阜市のデイサービスセンター関連では新たに利用者の家族1人が陽性となり計28人に、同市の介護老人保健施設では利用者と職員8人の陽性が判明し計17人となった。

 新規感染者の年代は10歳未満1人、10代2人、20代3人、30代9人、40代2人、50代と60代が各7人、70代4人、80代3人、90代4人。

 一方、関市の飲食店「カラオケスナックつる」関連など4件のクラスターで終息が確認された。

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会