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高齢者ワクチン接種「開始遅れ覚悟して準備」 岐阜県内25市町村が施設巡回計画



 新型コロナウイルスのワクチン接種の準備状況について、岐阜新聞社は県内の全42市町村にアンケートを実施した。65歳以上の高齢者への接種を開始する時期について、岐阜市など8割以上の35市町村が「4月」と回答し、瑞浪市など7市町が「分からない」と答えた。接種体制については、半数以上の23市町村が、公共施設などを会場とした「集団接種」と、かかりつけ医が診療の合間に対応する「個別接種」の併用を想定。また高齢者施設への巡回接種は、約6割の25市町村が計画しているとした。

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 高齢者への接種に関して、政府は4月12日に始めて、月末に本格化させる方針。当初は4月1日ごろの開始を目指したが遅れており、「5月に入ることも想定している」(加茂郡白川町)と、さらなる遅れを覚悟して準備する自治体も目立った。接種開始時期については7市町が「分からない」と回答。郡上市は「準備は進めている」とした上で「ワクチンの供給状況次第で変わるので、現時点では何とも言えない」とし、供給量や日程を早急に示すよう国や県に求める。

 また「4月」と回答しつつ「実際は遅れる可能性が高いとみて、柔軟に対応したい」と明かす自治体も複数あった。

 調査は26日までに県内の42市町村に実施。集団接種を計画、検討する37市町村の全てが会場の確保について、「めどはついた」または「おおむねついた」と回答、集団接種の体制づくりが進んでいる状況が明らかとなった。

 高齢者施設への巡回接種を「(計画)していない」と答えた10市町村の多くが、「施設医や嘱託医などが対応予定」とした。

カテゴリ: 医療 政治・行政 新型コロナウイルス 社会