岐阜新聞Web

  • 美濃
  • 飛騨
  • 美濃
  • 飛騨


篠田桃紅さんが死去  美術家、水墨で抽象表現



 水墨による抽象表現で国際的に活躍した美術家の篠田桃紅(しのだ・とうこう、本名満洲子=ますこ)さんが1日早朝、老衰のため東京都内の病院で死去した。107歳。旧満州(中国東北部)大連生まれ。葬儀は近親者で行った。喪主はめいの爽子(そうこ)さん。
 1950年代に渡米。抽象表現主義が席巻するニューヨークで、墨などによる独特の作品が注目され、国際的な評価を受けた。100歳を超えてからも意欲的に制作した。
 随筆家としても知られ、「墨いろ」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。晩年は「一〇三歳になってわかったこと」がベストセラーになった。映画監督の篠田正浩さんはいとこ。

カテゴリ: くらし・文化