岐阜新聞Web

  • 美濃
  • 飛騨
  • 美濃
  • 飛騨


コロナ変異株、岐阜県で初確認 南ア型、県内検査で接触者3人が陽性



 岐阜県は3日、県内に住む50代女性の新型コロナウイルス患者が南アフリカ由来の変異株に感染していたと発表した。変異株の感染例は東海3県では初めて。女性は軽症で、海外渡航歴はない。女性の接触者3人は県内で実施した変異株を調べるPCR検査で陽性で、今後さらに変異株の感染者が増える可能性がある。

 県によると、女性は2月下旬に鼻づまりやせき、嗅覚障害の症状が出て、新型コロナ感染が判明した。その後、県内で行った変異株の検査で陽性と分かり、国立感染症研究所で確定検査をしたところ、南ア由来の変異株だと判明した。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移

 女性の感染経路は不明で、県内で発生しているクラスター(感染者集団)には含まれていない。直近で海外渡航歴や国内の移動歴はなく、不特定多数との接触もない。現在、県内の病院に個室管理で入院している。

 県や岐阜市はクラスターのほか、国指針で全陽性者数の約5~10%について変異株の検査を行っており、3日時点で実施例は126件に上る。

 変異株は感染力が強く、国内での確認も相次いでいる。南ア株は国内検査では神奈川県で4例が見つかっている一方で、ワクチンの有効性に影響を及ぼす可能性も指摘されている。県健康福祉部の堀裕行次長は「隣県の滋賀や長野でも出ており、警戒していた。変異株であることで基本的な対策が変わるわけではない。これまで同様、マスクの着用や3密を避けることなどを続けてほしい」と呼び掛け、「今後は陽性患者への変異株の検査の頻度を高めていく」と述べた。

カテゴリ: 動画 新型コロナウイルス 社会