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南ア型のコロナ変異株、新たに3人の感染確認 海外渡航歴なく経路不明



 岐阜県は5日、県内に住む新型コロナウイルス患者3人が南アフリカ由来の変異株に感染していた、と発表した。いずれも3日に変異株への感染が分かった50代女性の濃厚接触者。感染経路は不明だが、4人と濃厚接触があった人で他に変異株に感染している疑いのある人はいないという。

 新たに変異株の感染が分かったのは50代男性2人と40代女性。2月下旬に全身の倦怠(けんたい)感やせきなどの症状が出て、新型コロナ感染が判明していた。同月末に50代女性が変異株に感染している疑いがあることが分かり、濃厚接触のあった3人についても検査していた。

 国立感染症研究所の解析により南アフリカ由来の変異株であると判明し、5日に県に報告があった。

 50代女性を含め4人の中に重症者はいない。1人は入院中に2回連続でPCR検査の陰性が確認され、すでに退院しているという。

 変異株の感染が分かったことを受け、県は4人に改めて行動履歴などの聞き取りをしたが、海外渡航歴はなく、変異株に感染していた疑いのある人との接触も確認できなかったという。

◇新型コロナ6人感染、重症者1人増

 県は5日、新たに3市などで6人の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表した。県内の感染者数は累計4654人。

 県内最大クラスター(感染者集団)となっている美濃加茂市の木沢記念病院関連では、感染が確認されていた医療従事者の家族1人が陽性となり、規模は230人に拡大。検査数は延べ9787件に達している。

 東濃厚生病院(瑞浪市)と高井病院(土岐市)のクラスターでは、両院で計3人の医療従事者の感染が新たに分かったほか、高井病院の入院患者1人の陽性が判明し28人規模となった。

 重症患者は、50代の患者が新たに人工呼吸器管理となり、1人増の9人となった。4日時点での入院患者数は前日から13人減の120人で、病床使用率は17・3%に下がった。

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会