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常温で半年保存OKギョーザ 宇宙食に災害時にアウトドアにも



  • 「銀河系焼き餃子 GYOLAXY」を手にする鈴木清倉さん=大垣市内 
  • フリーズドライにした「銀河系焼き餃子 GYOLAXY」 

 ギョーザを宇宙食にしてみたい―。そんな夢をかなえようと、岐阜県本巣市三橋のラーメン店「清太麺房(しんたいめんぼう)」は、焼きギョーザをフリーズドライにした「銀河系焼き餃子 GYOLAXY(ギョラクシー)」を開発した。県食品科学研究所の協力で開発したもので、風味はそのままで常温で半年間保存できる。同店代表の鈴木清倉さん(48)は「宇宙食にする夢に向かうギョーザが開発できた」と胸を張る。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、売り上げは減少。鈴木さんが高山市朝日町で営む別の店舗「飛騨高山餃子総本山」では観光客を中心にしていたこともあり、一時は売り上げが8~9割落ちたという。そんな中でも「明るい話題を届けたい」と考えて取り組んだ。災害時の非常食のほか、アウトドアなどにも向く。通常のギョーザをフリーズドライにすると、皮が固くなってしまうが、アルファ化米粉を皮に混ぜてこの課題を解消。具も大豆ミートやパン粉を使って工夫し、軽量化した。開封してそのまま食べられるほか、熱湯を注いで水ギョーザにすることも可能という。

 販売は21日からで、価格は4個入り800円(税込み)。味は通常のタイプと「徳山唐辛子」を使った辛いタイプがある。両店のほか、清太麺房に設置した専用自動販売機やECサイトからも購入できる。ギョラクシー誕生のエピソードを記した絵本とギョーザのセットも限定販売する。初年度1万個の販売を目指す。

カテゴリ: グルメ 経済