岐阜新聞Web

  • 美濃
  • 飛騨
  • 美濃
  • 飛騨


軽くて丈夫なオーダーメードインソール 美濃加茂市の企業、岐阜県と共同開発



 航空機にも使用される軽くて丈夫な素材を使ったインソール(靴の中敷き)「RQ(アルク)」を、県産業技術総合センター(関市)と義肢装具製造業ヒューマニック(美濃加茂市)が共同で開発した。一人一人の足に合わせたものを容易にオーダーメードで作ることができる。23日に発売する。

 炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)という素材を使った。熱を加えると軟らかくなる特徴があり、軽くて丈夫。航空機や自動車の部材に使われる。

 この素材を使ったインソールは通常、足の石こうの型を取り製造する。時間と手間がかかり、スキーなどスポーツ用に限定されているという。

 同社は県の補助で3Dプリンターを導入した。利用者は自身で足の型を取った器具を同社に郵送。データを基に対面しないで製造できる技術を確立した。両者は2014年度からCFRTP製下肢装具や加工技術を共同で研究開発してきた。

 下肢装具付きのタイプ「RQ plus」も開発した。「RQ」は1枚1万円(通販の場合は送料を含めて3千円追加)、「RQ plus」は一つ3万5千円(同)。

 同社の社長で、義肢装具士の堀江耕太さん(39)は「インソールを利用するとより快適に歩くことができる。まひや障害のある人だけでなく、ない人にも利用してほしい」と話す。問い合わせは同社、電話0574(66)5544。

カテゴリ: くらし・文化 動画 経済