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変異株クラスター、岐阜県内初確認 新型コロナ新たに12人感染



 岐阜県と岐阜市は28日、新たに6市町で計12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。変異株の陽性者を含む新たなクラスター(感染者集団)が県内では初めて大垣市で確認された。日曜日発表の新規感染者が2桁となるのは、緊急事態宣言解除前の2月21日以来5週間ぶり。感染者数は累計4808人となった。

 大垣市のクラスターは、接待を伴う飲食店の従業員と利用客、従業員の友人とその家族ら5人。県によると、うち1人は既に変異株の陽性が判明しており、県は他の4人についても変異株かを判定する検査を検討している。飲食店は、感染が拡大する可能性のある期間の利用客が4、5人しかおらず、不特定多数の利用はないという。

 また、安八郡神戸町では、同居する20代の女性5人ら計6人のクラスターを新たに確認した。同居女性はいずれも外国籍で、同じ会社で働いている。県は、会社での感染拡大がないかなどを調べる。

 関市、各務原市などの3家族のクラスターは、感染者の職場や家族など中学生を含む3人が新たに感染。10人規模となった。

 岐阜市柳ケ瀬地区のフィリピンパブ「ココナッツ」(同市弥生町)などの22人のクラスターでは、新規感染者は確認されなかった。

 27日時点の入院者は109人で、病床使用率は15・7%と前日より2・3ポイント上がった。入院者が100人を超えるのは19日ぶり。県は、岐阜地域で確保しているコロナ病床の増床や、運用休止中の宿泊療養施設の再運用を検討する。

 県健康福祉部の堀裕行次長は記者会見で「若い人や外国人、接待を伴う飲食店などで感染者が増えており、非常に心配している」と懸念を述べた。

 新規感染者の居住地別は安八郡神戸町4人、大垣市3人、岐阜市2人、各務原市、関市、美濃市が各1人。年代別は10代2人、20代4人、30代1人、40代1人、50代2人、60代2人。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会