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値札税込み義務化、分かりやすい表記に工夫凝らす 客には好評



メーカーのタグ表示が混在することへの注意を呼びかけるPOP広告を掲示する社員=31日午後6時13分、岐阜市日ノ出町、岐阜高島屋
メーカーのタグ表示が混在することへの注意を呼びかけるPOP広告を掲示する社員=31日午後6時13分、岐阜市日ノ出町、岐阜高島屋

 商品やサービスの価格を消費税込みの総額表示にすることが4月1日から義務付けられる。岐阜県内の百貨店や小売業は、消費者の混乱を避けようと早々に総額表示に切り替えたり、税込み価格を分かりやすくする売り場環境を整えたりと工夫を凝らしている。

 岐阜高島屋(岐阜市日ノ出町)は、タグなどの価格表記を本体価格と税込み価格の併記とする。約半年前から準備を進めてきた。メーカーのタグは本体価格のみが書かれたものや税込み価格が併記されたものが混在しているため、両価格を併記した値札を用意した。31日は社員らが売り場を巡回し、値札に誤りがないか最終チェックした。担当者は「価格表記を分かりやすくするために、引き続き売り場環境を整えていきたい」と語った。買い物を楽しんでいた主婦の女性(66)=岐阜市=は「税込み価格が分かった方が便利。表示も工夫してあり見やすい」と話した。

 一方、税抜き価格の表示を認めてきた政府の特例措置が終了するのを見越し、バローグループは2014年の消費税8%増税時に、本体価格と総額表示の表記を始めており、定着している。今後も当面は併記を続ける方針。スポーツ用品のヒマラヤは、19年から総額表示に切り替えており、後藤達也社長は「影響は軽微。安心して買い物を楽しんでほしい」と呼び掛けた。

カテゴリ: 社会 経済