岐阜新聞Web

  • 美濃
  • 飛騨
  • 美濃
  • 飛騨


「まん延防止」要請に慎重姿勢 岐阜県知事「注意喚起を継続」



 岐阜県内では、3月23日以降は新規感染者がほぼ連日2桁となるなど、感染拡大傾向にある。古田肇知事は1日、定例記者会見で、当面は対策徹底の呼び掛けを継続する意向を示した上で、「まん延防止等重点措置」の要請について「現時点では考えていない」と慎重な見解を示した。

 古田知事は県内の感染状況について「第3波を完全に封じ切っていない中で、やや反転の動きが見られる。警戒感は強くなっている」と述べた。病床使用率は上昇傾向にあるほか、感染経路不明の変異株陽性者も継続的に確認されている。古田知事は、特に20代や30代の感染者の増加傾向が昨年の第2波や第3波の初期の流れと似ている点への懸念を示し、「要警戒ということだ」と述べた。

 一方で、重点措置の対象となると、飲食店への時短要請など社会経済活動を再び制限する措置を取る必要も出てくる。古田知事は、会食への注意などを呼び掛けている現在の県の対策を挙げて「県民への注意喚起を引き続き重点的にやっていく」と当面の方針を示した。近く専門家会議を開き、今月中旬から5月の大型連休明けの具体的な対策を協議する方針だ。

カテゴリ: 政治・行政 新型コロナウイルス 社会