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原型師・原詠人さんが作る迫力の怪獣 「ガメラ」「大魔神」を新聞紙で造形



  • 特撮映画に登場する怪獣の頭部を作った作品が並ぶ会場=羽島市竹鼻町、市歴史民俗資料館・映画資料館 
  • 特撮映画に登場する怪獣の頭部を作った造形作品=羽島市竹鼻町、市歴史民俗資料館・映画資料館 

 1967年公開のさまざまな特撮映画に登場する怪獣を新聞紙で造形した作品の展示が、岐阜県羽島市竹鼻町の市歴史民俗資料館・映画資料館で開かれている。制作したのは、怪獣模型の原型を作る職人だった原詠人さん(65)=岐阜市鷺山東=。「当時を懐かしく思ってもらえれば」と話している。6月13日まで。

 原さんは造形メーカー「海洋堂」(大阪府)で10年間、模型玩具の原型を造る職人として活動した。現在は岐南町で造形教室の講師を務めるほか、新聞紙を貼り合わせ、粘土のように肉付けする手法を用いた怪獣の模型作りに取り組んでいる。

 作品展示は、同館の企画展「大映・日活映画2752本の軌跡展」に合わせて実施。実際に映画で使用された着ぐるみの大きさを調べ、実寸大の頭部をかたどった作品7点を出品した。67年は大手映画会社がこぞって怪獣映画を公開した年。過去に原さんが模型の原型も担ったことがある大映の「ガメラ」「大魔神」や、大きなとさかが特徴の日活の「ガッパ」も制作した。

 同館ロビー(入館無料)には松竹の「ギララ」の頭部や、岐南町の小中学生らと共作の全長約2・5メートルのティラノザウルスの模型などを展示している。原さんは「怪獣ファンがわくわくした年。今の子どもたちも当時の怪獣に関心を持ってもらえたら」と話した。

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