岐阜新聞Web

  • 美濃
  • 飛騨
  • 美濃
  • 飛騨


30人超えは2月5日以来 岐阜県はまん延防止措置の適用要請に慎重姿勢 県内で35人が新型コロナ感染



 岐阜県と岐阜市は13日、新たに18市町などで計35人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が30人を超えるのは緊急事態宣言期間中の2月5日以来、67日ぶり。感染者数は累計5063人となった。変異株陽性者は新たに4人が確認され、累計85人となった。

 愛知県の大村秀章知事は13日、まん延防止等重点措置の適用を政府に要請する考えを示している。岐阜県健康福祉部の堀裕行部長は記者会見で「一日だけ(の感染者数)ではなく、状況をよく見て対応する必要がある」とした上で「(要請を)直ちにするというところではないと思う」と慎重な考えを述べた。

 13日発表の感染者では、新たなクラスター(感染者集団)は2件、拡大したクラスターは1件確認された。新規35人のうち、60代以上の感染者は12人だった。堀部長は「久しぶりに多くの感染者が確認された。感染者の年齢層が上がってきており、危惧している」と警戒感を示した。

 土岐市のデイサービス施設では、高齢者3人、職員1人を含めた計6人のクラスターが新たに確認された。このうち利用者の親族で静岡市に住む感染者が、静岡県の追加検査で変異株陽性であることが分かっているという。養老郡養老町の職場では、職員とその家族の計6人のクラスターが新たに確認された。

 可児郡御嵩町の教会で開かれたキリスト教の復活祭(イースター)を巡る変異株クラスターは、イースターに参加していない感染者の親族1人の感染が分かり、18人規模となった。

 変異株陽性者4人のうち、2人は民間検査機関による検査で判明した。県内で初めて変異株陽性者が確認された3月上旬以降の全感染者に占める変異株陽性者は、約2割となっている。また、これまでに変異株陽性が判明している12人は全員が英国株だと新たに分かった。

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会