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岐阜市新庁舎の備え万全 消防が火災想定の訓練実施



 5月6日に開庁する岐阜市の新庁舎で14日、消防訓練があった。新庁舎は高さ84メートル、地上18階建ての高層建物のため、「2階レストラン厨房(ちゅうぼう)から出火し、上階へ延焼拡大している」との設定で実施した。消防隊員ら76人が、逃げ遅れた人の救助や高層階への放水、避難誘導の手順などを確認した。

 岐阜市消防本部の消防隊員のほか、岐阜中署の警察官、市職員らが参加し、連携手順を確かめた。消火用の水を各階に送る連結送水管など新庁舎に備え付けてある消防用設備も使った。

 消防車と救急車がサイレンを鳴らしながら駆け付け、正面玄関前に消火活動の指揮本部やテントの応急救護所を設置。逃げ遅れた人が4階にいるとの想定で、はしご車のはしごに乗ったり、外壁をロープで伝ったりして、4階からの救助訓練を実施した。消火活動では、小型無人機ドローンと県の防災ヘリコプターが上空から偵察する中、屋上と4階の屋外部分、はしご車から一斉に放水した。

 消防本部の早川誠監察審議監は「早期に災害の規模を見極め、被害を拡大させないことが重要だが、安全で迅速、的確な行動ができた」と講評。柴橋正直市長は「しっかり備えて市民の安心安全を守ってほしい」と語った。

カテゴリ: 動画 社会