岐阜新聞Web

  • 美濃
  • 飛騨
  • 美濃
  • 飛騨


岐阜市、5月の成人式中止 感染状況の深刻化懸念、再延期なし



 岐阜市は17日、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、5月2、3日に延期していた成人式(新成人を祝い励ます会)を中止すると発表した。新成人に2次会をしないよう求めるなどの対策で、開催を模索したが、5月の大型連休は「感染状況の深刻化が強く懸念されている」として、開催は困難と判断した。5月の大型連休中に成人式を延期していた県内の他自治体でも、中止の決定や検討の動きが出ている。

 岐阜市は当初1月に開く予定だったが、流行の第3波と重なって5月に延期していた。すでに式を主催する自治会連合会に中止を要請し、全ての連合会から了承を得た。今回の中止による再延期はないという。

 早田地区の式典で「成人の誓い」を読む予定だった自衛官の池田明有梨(めあり)さん(20)は「同級生のみんなに会える機会だったから残念」と肩を落とす。2年前に親と相談して50万円の振り袖を購入し、美容院にも2年前から予約を入れていた。1月の時点で、誓いの文面は完成しており、式典を前に延期のエピソードを盛り込もうとした矢先の中止発表だった。

 中津川市は5月3日に予定していた式典の中止を16日に発表。成人の誓いの読み上げ、市長の祝辞をオンラインで配信する。

 17日時点の岐阜新聞の聞き取りによる判明分で、5月2日に実施予定の恵那市は27日に正式な決定を明らかにするとした。5月4日に予定している多治見市は19日に判断する。5月5日予定の可児市は可否を検討中とした。5月2日、または3日実施予定の大垣、高山、郡上市は予定通り行う。

 町村では、揖斐郡池田町が中止も視野に23日までに判断する。加茂郡川辺町は可否を検討中。他は予定通り開催する方向とした。

カテゴリ: 社会