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緊急事態宣言解除後で最多 岐阜県で72人が新型コロナ感染 1人死亡、変異株陽性14人



 岐阜県と岐阜市は29日、県内23市町で計72人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2回目の緊急事態宣言の解除後では最多で、70人以上となるのは1月16日以来。感染者数は累計5724人となった。県健康福祉部の堀裕行部長は記者会見で「体感的には(第3波に入った)昨年末と同じような状況だ」と強い危機感を示した。

 変異株陽性者は14人増えて計171人となった。変異株かどうかを調べる追加検査は一部でしか行っていないが、県内では新規感染者のうち変異株は7割を超えていると試算されており、29日は新たに3件のクラスター(感染者集団)が変異株だと確認された。堀部長は「もはや感染者の大多数は変異株。従来の調査の範囲外からの感染者が確認されるなど、対応が難しい状況だ」と述べた。

 新たに確認されたクラスターは2件。羽島市の小学校では、教諭1人と児童2人ら計5人のクラスターを新たに確認し、追加検査で変異株クラスターと判明した。学校関係者が半数以上を占める変異株クラスターの確認は、県内で初めて。また、可児市で会食した親族ら6人の新規クラスターは全員が外国籍だった。

 この他、28日に岐阜市が発表した同市の接待を伴う飲食店などを巡る2件のクラスターは、いずれも変異株クラスターであることが分かった。うち1件は3人増えて11人となった。もう1件は7人で変わらず。

 他に拡大したクラスターは、いずれも既存の変異株クラスターだった。大垣市のデイサービスや高齢者の軽体操関連は3人増えて43人に、岐阜市の接待を伴う飲食店関連は1人増えて13人に、羽島市の職場関連は1人増えて11人となった。

 また、県は入院していた郡上市の70代男性の死亡を発表した。死者は132人となった。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会