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GW初日、屋外はまばら 屋内は混雑 商業施設「対策講じ営業するしか」



傘を差して水辺の通りを歩く親子連れ=29日午前11時56分、各務原市川島笠田町、河川環境楽園オアシスパーク
傘を差して水辺の通りを歩く親子連れ=29日午前11時56分、各務原市川島笠田町、河川環境楽園オアシスパーク

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う岐阜県独自の非常事態宣言下でゴールデンウイーク(GW)の初日を迎えた29日、雨もあいまって県内の行楽地は人影がまばらだった。一方、ショッピングセンターでは、宣言前とあまり変わらない混雑が見られた。28日には、県が「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請。県内ではこの日、2月末に2回目の緊急事態宣言が解除されて以降で最多となる72人の新型コロナ感染者が確認されたが、利用客からは「宣言にも慣れた。感染者が減るよう祈るしかない」との声が聞かれた。

 例年、GWは1日2万5千~3万人が訪れる河川環境楽園オアシスパーク(各務原市川島笠田町)では、宣言発表を受けて、営業時間を短縮し、ヨガ体験やマルシェなど予定していたイベントを中止した。1日200~300人が利用していたバーベキュー場も5月11日まで休止している。

 この日の来園者数は「1万人にもほど遠いだろう」と担当者。愛知県の客が利用者の6割を占めるといい「県をまたいだ移動自粛要請が影響し、直結する川島パーキングエリアの売り上げが戻る気配はない。GW中の集客、売り上げはコロナ前の9割以上を見込んでいたが、見通しが立たなくなった」と肩を落とした。

 来園した名古屋市の会社員女性(23)は「名古屋市内で遊ぶより感染リスクが少ないと思い、自家用車で来た。高山まで足を伸ばしたかったが、雨が強いので帰ろうと思う」と話した。郡上市の看護師(45)は「ワクチンも接種済みだが、変異株が増えていて心配。感染しない、させない生活を心掛けるしかない」と気を引き締めていた。

 岐阜市柳津町丸野のショッピングセンター「カラフルタウン岐阜」は、多くの買い物客でにぎわった。26日から営業時間を短縮し、スタンプラリーやワークショップで人数制限を設けるなど対策を強化している。

 担当者は「できる限りの感染防止策を講じながら、営業するしかない。行政からの要請があればすぐに中止できるよう態勢を整えている」とした。岐阜市河渡の会社員(23)は「思ったより人が多くて驚いた。だんだん緊張感も緩んでくるが、連休中はどこも出掛けずに過ごす」と話した。

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会