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病床使用率50%超える 過去最多11件のクラスター発生 岐阜県内で121人が新型コロナ感染



 岐阜県と岐阜市は8日、県内24市町などで計121人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりで過去最多となった7日発表の130人に次ぐ感染者数で、2日連続の100人超えは初めて。感染者の累計は6408人となった。7日時点の病床使用率は前日より3・0ポイント上昇して51・3%となり、国基準でステージ4(爆発的感染拡大)となる50%を超えた。

 県内でコロナ患者を受け入れる病床数は、現在739床で、入院患者数は379人。重症者は2人増えて10人となり、3月8日以来の2桁となった。

 県健康福祉部の堀裕行部長は「(2日連続の100人超えは)危機的な状況。重症者は従来の高齢者に加え、40、50代も増えていて、現場の負担が急速に増している」と説明。「病床は急速に埋まっている。何とかここで食い止めないと、治療が必要な人が入院できない事態が起きる」と危機感をあらわにした。

 また、感染状況の特徴の一つにバーベキューによる感染の広がりを指摘した。堀部長は「現段階でクラスター(感染者集団)にはなっていないが、陽性者が連休中、家庭などで複数の親族と集まってバーベキューをして、検査対象者になっている人がかなりいる」と述べた。その上で、「日頃一緒に食事をしていない人たちが集まって、大勢で長時間いると感染のリスクが高くなる。改めて自粛していただければ」と呼び掛けた。

 新たなクラスターは11件を確認し、1日の発表数としては過去最多となった。

 本巣市の介護老人保健施設や、大垣市や関市の職場、岐阜市の接待を伴う飲食店、家族や知人での飲食などで5~10人のクラスターが確認された。

 拡大したクラスターは7件。関市の職場と家族関連では2人増えて25人。多治見市でのバーベキュー参加者関連でのクラスターでは3人が判明し13人に拡大。美濃加茂市の太田小学校関連では、感染した児童の同居家族3人の陽性が分かり9人となった。

 変異株陽性者は新たに26人を確認し、計270人。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会