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木曽森林鉄道機関車、懐かしクリーム色 昭和30年代の塗装再現



昭和30年代の塗装に塗り直された機関車=下呂市小坂町落合、ひめしゃがの湯駐車場
昭和30年代の塗装に塗り直された機関車=下呂市小坂町落合、ひめしゃがの湯駐車場

 岐阜県下呂市小坂町の小坂森林鉄道研究会が保存している機関車が、かつて長野県木曽地域の森林鉄道で使われていた昭和30年代の塗装に塗り直された。8日に披露され、同町落合のひめしゃがの湯駐車場で、約15メートルの軌道を4往復した。

 同会は同町で1971年まで走っていた森林鉄道に関する資料を収集。当時の車両はほぼ失われたが、御嶽山を挟み隣接する木曽地域の森林鉄道車両など7両を保存している。

 今回塗装が変更されたディーゼル機関車118は57年製造。最初は長野県の上松営林署に配属、66年ごろに上松運輸営林署に移り、75年まで使用された。その後、滋賀県土山町(現甲賀市)のドライブインに展示され、86年に長野県の野辺山SLランドに移った。

 同ランドの閉園により、同会が2019年春に入手。同年11月から再塗装に取りかかり、同ランドでの赤色からクリーム地に茶色帯の塗装へ塗り替えた。

 川井廣義会長は「手作業で作業を進めた。関わった人にお礼を言いたい。秋には軌道を約50メートル延ばしたい」と話した。

カテゴリ: くらし・文化