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入院患者が過去最多 岐阜県内で126人が新型コロナ感染 基礎疾患ない30代が重症



 岐阜県と岐阜市は11日、県内25市町で計126人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者数としては過去3番目の多さで、5日連続で100人を超えた。感染者数は累計6766人となった。高山市の70代男性と大垣市の50代女性の死亡も確認され、死者は計140人となった。

 10日時点の入院患者数は424人で、1日の発表としては1月22日の412人を上回って過去最多。重症者は2人増えて12人となった。うち1人は基礎疾患のない30代で、人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を使った治療を受けている。30代の重症者は県内で初めて。10日時点の病床使用率は57・4%。

 県健康福祉部の堀裕行部長は「入院患者数は上昇の一途をたどり、危機的な状況。入院が必要な方が入院できないといった事態になる一歩手前まで来ている」と話した。

 また、新たに5件のクラスター(感染者集団)を確認した。このうち瑞穂市の朝日大では運動部の部員7人の感染が判明。同大では、これまでに別の運動部で二つのクラスターが発生している。岐阜市の知人ら8人のクラスターは、5月2日に同市の飲食店で酒を飲みながら12人で食事をした中の4人が陽性となり、家族や知人の感染も判明。大垣市の職場の同僚や家族の6人、瑞浪市の家族ら6人、各務原市の職場の5人のクラスターも確認された。

 拡大したクラスターは8件。このうち大垣市の職場関連は同僚や家族ら10人が増えて17人に。多治見市でのバーベキュー参加者関連は3人増の16人となった。

 変異株陽性者は新たに19人を確認し、既にクラスター認定されている美濃加茂市の太田小学校関連、本巣市の介護老人保健施設関連、関市の職場関連の3件が変異株クラスターと判明した。変異株陽性者は計299人となった。

 県は11日、無症状や軽症者向けの宿泊療養施設について、羽島市のアパホテル岐阜羽島駅前(146室)を新たに設置した。県内の宿泊療養施設は6カ所となり計773室に拡大した。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会