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新型コロナ感染、岐阜県内で最多155人 病床使用率62%に



 岐阜県と岐阜市は14日、県内25市町などで、1日当たりの発表数としては過去最多となる計155人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者数は累計7182人。感染者数の発表は8日連続で100人を超えている。13日時点の入院患者数は過去最多の458人で、病床使用率は前日より1・6ポイント上昇し62・0%。県は自宅療養者ゼロを貫いてきたが、古田肇知事は「感染拡大のブレーキがかからないと厳しい状況になる。大変危機感を持っている」と述べた。

 病床使用率は、病床数が現在より少なく過去最高だった1月21日時点の65・8%に近づきつつある。また、人口10万人当たりの直近1週間の感染者は過去最多の45・05人で、第3波ピーク時の29・95人を大きく超えている。14日時点の重症者は60代と70代の計2人が増えて13人。

 新たに確認されたクラスター(感染者集団)は3件。大型連休中に自宅で飲食して感染が広がった高山市の7人。このほか、仕事で接触のあった瑞浪市と岐阜市の家族関連で7人、羽島郡笠松町の高齢者福祉施設で職員と利用者の5人の感染も確認された。

 県健康福祉部の堀裕行部長は「保健所は深夜まで感染者との連絡や入院の調整などで、対応はかなり限界に来ている。病床使用率は上昇が続き、入院調整も極めて厳しい状況」と説明。「連休中に多くの人数が集まって食事やバーベキューをした人たちの中から、多数の陽性者が連日出ている。この週末も屋外を含めて、普段食事をしない人たちとの飲食は控えてほしい」と呼び掛けた。

 拡大したクラスターは13件。関市の職場関連を中心としたクラスターでは、感染者と接触のあった美濃加茂市や可児市の5人の陽性が新たに判明し53人。本巣市の職場関連では3人増えて16人。大型連休中の食事で感染が広がっている岐阜市のクラスターでは、新たに4人の感染が分かり10人。高山市の飲食店関連では1人増えて6人となった。複数の職場で感染が広がった6人のクラスターは新たな感染者が確認されず終息した。

 変異株陽性者は新たに3人確認され、計314人となった。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会