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大学運動部などで6件のクラスター 岐阜県内で139人が新型コロナ感染



 岐阜県と岐阜市は15日、県内24市町などで、計139人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの発表数としては過去2番目。感染者数は累計7321人。感染者数の発表としては9日連続で100人を超えた。入院していた各務原市の80代女性が死亡し、死者は計143人となった。

 14日時点の入院患者数は476人で過去最多を更新。病床使用率は前日より2・4ポイント増の64・4%となった。人口10万人当たりの直近1週間の感染者は過去最多の45・96人。15日時点の重症者は70代1人が増えて14人となった。

 新たに確認されたクラスター(感染者集団)は6件。中部学院大(関市)の運動部では部員11人の感染が判明した。この運動部では過去にもクラスターが発生している。この他、大型連休中に食事をしていた関連で本巣市と大垣市の5人、岐阜市と山県市の5人のクラスターを確認。岐阜市内の県立学校の生徒や家族関連で6人の感染も確認された。

 県健康福祉部の堀裕行部長は「入院患者や重症者が増え、現場の負担が増している。特に重症者は連日、保健所の管轄を超えて転院調整するなどでしのいでいるが、この状況が続けば、新規感染者が入院できなくなる日も近くなる」と強調。過去にクラスターが発生した集団で再び多くの感染者が確認された点について「調査の中で、基本的な感染対策が徹底されていない点があると報告を受けている」とし、「変異株が増えてきている状況だが、改めて対策の徹底をお願いしたい」と呼び掛けた。

 拡大したクラスターは8件。関市の職場関連を中心としたクラスターでは、6人の感染が新たに判明し59人。岐阜市の接待を伴う飲食店関連では1人増えて19人。多治見市でバーベキューをして感染が広がったクラスターでは、新たに1人の感染が分かり21人となった。

 羽島市の小学校関連の5人のクラスターは、新たな感染者が確認されず終息した。

 変異株陽性者は新たに7人確認され、計321人となった。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会