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バスでワクチン接種会場へ 地域ごと日時指定、予約いらず



バスから降りて接種会場に向かう高齢者=美濃市相生町
バスから降りて接種会場に向かう高齢者=美濃市相生町

 新型コロナウイルスワクチンの高齢者集団接種で、岐阜県美濃市は、接種会場を固定し、地域ごとに接種日や時間を指定して行う方法を採用している。会場から遠い地域の対象者はバスによる送迎も行い、15日は初めてバスを運行。利用者からは「便利で助かる」などの声が聞かれた。市によると、バスの送迎は県内では珍しい事例だという。

 美濃市での集団接種は8日に始まり、対象者は約7300人。会場は市健康文化交流センター(常盤町)に固定した。接種券は3月に配布しているが、地域単位で接種日と時間を指定し、随時、案内を郵送している。

 15日は岐阜バスの観光バス3台が6便運行し、5地区の住民を送迎。利用者は、指定時間にバス停に集合し、行きと帰りに同じバスに乗った。

 バスは旅行代理店を通じて手配し、細かい運行表も作成。車内は、座席上部に飛沫(ひまつ)防止のアクリル板や外気を取り入れる装置などを設置した対策済みの車両で、49人の定員に25人までの乗車とした。乗車時間は、中心部から最も遠い地域でも25分と短く抑えた。

 この日利用した男性(77)=同市上河和=は「バスでの送迎は便利。接種も含めて約1時間でスムーズにやってもらえた。予約の手間もなく、ありがたい」と話していた。

 岐阜バスの担当者は「新型コロナの感染拡大で、バス利用は大幅に減少している。こうした時期の利用は助かる」と話した。

カテゴリ: 新型コロナウイルス