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岐阜県内で70人新型コロナ感染 病床使用率最悪68・2%、岐阜と中濃は8割



 岐阜県と岐阜市は17日、県内18市町などで計70人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者数が100人を下回ったのは11日ぶり。感染者数は累計7508人。連日上昇が続いている病床使用率は16日時点で68・2%で前日比3・1ポイント増。過去最も高かった1月21日時点の65・8%を超えた。

 現在、県内でコロナ患者を受け入れる病床数は739床。1月21日時点での病床数は625床だったが、医療機関と連携して病床数を増やし、退院基準を満たした後もリハビリなどで入院が必要な患者を受け入れる「後方支援病床」を設置するなど、県は病床の確保を進めてきた。

 だが、感染者の急増に比例して病床使用率は今月1日から約30ポイント上昇。16日時点の入院者数は504人で、初めて500人を超えた。圏域別では、岐阜と中濃は8割、飛騨と西濃は6割、東濃は5割程度となっている。また、重症者は前日から2人増えて19人。過去最多だった1月18日の19人に並んだ。県健康福祉部の堀裕行部長は「病床数を増やした上での病床使用率なので、既に1月のピークを超えている。連日、圏域を越えた入院調整も行うなど非常に厳しい状況」と述べた。

 新たに確認されたクラスター(感染者集団)は5件。岐阜市の酒類を提供する飲食店では、利用客や従業員ら6人の感染が判明。可児市では大型連休中に一緒に食事をした家族と知人関連で5人の感染が分かった。下呂市の診療所では医師や看護師、患者ら7人のクラスターが確認された。

 拡大したクラスターは10件。関市の職場関連では新たに2人の感染を確認し69人。大学の運動部関連のクラスターでは、岐阜協立大(大垣市)で部員7人の感染が新たに判明し19人。中部学院大(関市)では新たに部員や指導者の7人の感染が分かり18人となった。

 岐阜市の接待を伴う飲食店で広がった12人のクラスターなど3件は、新たな感染者が確認されず終息した。

 変異株陽性者は新たに14人確認され、計342人となった。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会