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古墳や遺跡の出土品、歴史ロマン 大野町に埋蔵文化財センター



大野町内で出土した土器や野古墳群の航空写真を使ったプロジェクションマッピングなどが展示されている
大野町内で出土した土器や野古墳群の航空写真を使ったプロジェクションマッピングなどが展示されている

 岐阜県揖斐郡大野町の古墳や遺跡の出土品などを展示する町埋蔵文化財センター(愛称・大野あけぼのミュージアム)が、6月1日に同町稲富にオープンする。町内には国史跡・野古墳群など古墳約300基をはじめ多数の文化財があることから、町はセンターの開館を新たな魅力づくりの核としたい考え。22日は式典があり、関係者が開館を祝った。

 町によると、県内で埋蔵文化財センターがある町村は初めて。建物は旧いび川農協富秋出張所を改修して整備した。土器や埴輪(はにわ)などの出土品を展示し、町の歴史を紹介する。文化財調査や、学習・観光拠点としても活用する。

 目玉となる展示は、プロジェクションマッピングの立体模型。400メートル四方の範囲に古墳が密集する野古墳群の一帯を投影し、ふかんして全容を眺めることができる。

 また、同町稲富の来振(きぶり)寺の国宝「絹本著色(けんぽんちゃくしょく)五大尊像」のうち「降三世(ごうざんぜ)明王」の原寸大レプリカや、土器、鏡なども展示。また、笹山古墳(同町上磯)の出土品で、赤色顔料「水銀朱」が塗られた高坏(たかつき)なども期間を限定して展示する。

 式典には、宇佐美晃三町長と関係者らが出席。宇佐美町長は「郷土の歴史を知る学習の場として活用したい」とあいさつし、テープカットした。入館無料。

カテゴリ: おでかけ くらし・文化