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宇宙の謎に迫る 超大型観測装置「ハイパーカミオカンデ」が着工、素粒子ニュートリノを観測



ハイパーカミオカンデの着工記念式典で鍬入れをする参加者=28日午後、飛騨市神岡町
ハイパーカミオカンデの着工記念式典で鍬入れをする参加者=28日午後、飛騨市神岡町

 宇宙の謎を解き明かすための超大型観測装置「ハイパーカミオカンデ」の着工記念式典が28日、岐阜県飛騨市神岡町の建設地であり、参加者が建設工事の安全を願うとともに、素粒子ニュートリノの観測を通じた現代物理学の課題解決を期待した。2027年の観測開始を目指す。

 ハイパーカミオカンデは、同市で稼働中のスーパーカミオカンデの後継機。宇宙から飛来したニュートリノが観測装置の水と反応して発する光を、壁に取り付けた約4万個のセンサーで捉える。スーパーカミオカンデから約8キロ離れた二十五山の地下約650メートルに直径68メートル、高さ71メートルの巨大な円筒形の水槽を据え付ける。今月6日には工事用トンネルの掘削が始まった。

 式典はハイパーカミオカンデを建設する東大が行い、梶田隆章東大宇宙線研究所長らがあいさつし、塩澤真人同研究所教授が計画の概要を説明。塩澤教授や都竹淳也飛騨市長らが工事用トンネル前で鍬入れを行った。

カテゴリ: 科学