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笠松競馬、7月再開をさらに延期 複数関係者の税務申告に修正が必要



 岐阜県は1日、1月から開催を自粛している笠松競馬(羽島郡笠松町)について、所属する複数の厩務(きゅうむ)関係者が税務上の修正申告をする必要があるとして、再開の見通しとして示していた7月開催が難しくなったとの認識を示した。組合管理者の河合孝憲副知事は記者会見で「いつ再開できるか言える状況ではない。6月を税務調査に充てるとすれば、7、8月の再開も難しい」との見解を述べた。

 県によると、所属騎手や調教師、厩務員らを対象に5月20日に開いた税に関する研修会で、参加した厩務関係者から攻め馬(トレーニング)手当や協賛レースの賞金などについて、「申告したかどうか覚えていない」や「修正申告が適正だったのか心配だ」などという声が上がったという。

 今後は、修正申告が必要な関係者の調査を進めるとともに、申告の方法に不慣れな厩務関係者に対して組合が税理士に依頼して税務処理を行い、必要であれば修正申告をしていく。

 笠松競馬を巡っては、今年1月、騎手や調教師らが名古屋国税局から、所得税の申告漏れを指摘された。その後の県地方競馬組合の第三者委員会の調査で、馬券の不正購入を繰り返していたことも分かり、組合は4月、不正に関与していた騎手5人と調教師3人に6カ月から5年間の競馬への関与禁止・停止の処分を出し、地方競馬全国協会は8人の免許を取り消している。 古田肇知事は5月、7月再開の見通しを示していた。

カテゴリ: 事件・事故 社会