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橋傾き通学路封鎖、迂回すると4km以上に 市が迅速にバスとタクシー用意



  • 手指を消毒してバスに乗り込む子どもたち=各務原市川島笠田町、河川環境楽園東口駐車場 
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 橋脚が傾いている影響で通行止めが続いている岐阜県各務原市の川島大橋。同市川島笠田町の小中学生は橋を渡って川島小学校と川島中学校に通っていたが通学路が封鎖されてしまった。市はすぐさま対応し、バスとタクシーで子どもたちを学校へ送り届けている。

 橋脚の傾きが確認されたのは金曜日だった5月28日。県から通行止めの発表を受けると、市は学校を通して、31日の月曜日から通行止めが解除されるまで、市が所有するバス1台と民間のタクシーで子どもたちを通学させることを保護者に連絡した。

 対象は小学生35人、中学生9人で費用は市が負担する。同町の河川環境楽園の駐車場が乗降場となり、朝は午前7時20分に集合、帰りは小中学校の各下校時間に合わせて計3本運行している。

 午前7時過ぎになると集合場所には子どもたちが続々と現れ、「おはようございます」と元気な声で教師にあいさつ。手指をしっかり消毒してバスに乗り込んだ。

 通常なら1キロほどの通学路だが、迂回(うかい)路を使うと4キロ以上。小学4年と中学2年の娘を持つ母親は「最初聞いたときは心配だったがすぐに対応してもらってありがたい。小さな子どもがいる家庭にとってはすごく助かっている」と感謝した。

 見守った加藤壽志教育長は「子どもたちが安心安全に学校へ行ってもらうのが一番」と話した。

カテゴリ: くらし・文化 政治・行政 社会