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【4日・コロナ詳報】岐阜で初めてインド株を確認、渡航歴のある30代女性 県内で34人感染



 岐阜県は4日、県内の30代女性が新型コロナウイルスのインド株に感染したと発表した。感染力が高いとされるインド株の確認は県内では初めて。女性は渡航歴はあるが、不特定多数との接触はない。県は「感染の広がりはないと考えている」としている。

 県によると、女性はインド株の感染流行地とされる国から5月6日に帰国した。空港の検疫では陰性だったが、女性は2週間自宅で待機をしていた。その後症状が出たため、県が検査をしたところ新型コロナの感染が分かった。県の検査では英国株は陰性だったが、国立感染症研究所の解析の結果、インド株の陽性が判明した。

 女性の同居家族は全員陰性が確認され、女性は既に退院した。県ではインド株を見つけるためのスクリーニング検査を今週から実施している。県健康福祉部の堀裕行部長は「渡航歴がない人に感染が広がる事態を危惧している。検査体制を十分構築していきたい」と述べた。

 県と岐阜市は4日、県内16市町などで計34人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者は累計8862人。50代の患者が人工心肺装置「ECMO(エクモ)」の管理から離脱したが、重症者は前日から2人増えて20人となった。

 新たに確認されたクラスター(感染者集団)はなかった。

 拡大したクラスターは3件。岐阜市のホットヨガスタジオロイブ岐阜店関連は、利用者や利用者の家族ら8人の感染が新たに分かり67人。加茂郡八百津町のデイサービス施設関連では、利用者の家族4人が増えて46人となった。

 大垣市の職場関連や大型連休中に食事をしていたグループなど8件のクラスターは、新たな感染者が確認されず終息した。

 新規感染者の居住地別は、岐阜市9人、中津川市5人、加茂郡八百津町4人、各務原市、本巣市が各2人、大垣市、多治見市、美濃市、羽島市、恵那市、土岐市、可児市、瑞穂市、海津市、羽島郡岐南町、安八郡神戸町が各1人、愛知県1人。年代別は1歳未満1人、10歳未満4人、10代、20代が各5人、30代2人、40代、50代が各4人、60代5人、70代、80代が各2人。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会